生活保護の本から「踏みとどまらない」重要性を学ぶ

2021-12-28読書

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どうも、ぶちおです。

世の中我慢強いと損なことの方が多くないですか。

生活保護の本

失職女子-私がリストラされてから生活保護を受給するまで』(大和彩(著) WAVE出版 2014/9/25)

という本を読みました。

著者は大学卒業後、実家から往復4~6時間かかる東京の会社に契約社員として就職します。その後正社員に昇格し都内でアパート暮らしとなるも、体調不良で退職して実家に戻ります。

実家には毒親がいて、郵便物を勝手に開封されたり、電話を盗み聞きされたり、通帳を勝手に持ち出されたりします。精神病も患っていた著者は、両親の元では人生が奪われてしまうと考え、実家を出て一人暮らしを始めます。

その後は精神病の療養をしながら派遣社員、正社員、契約社員で働きますが、いずれも倒産や解雇で長続きしません。気づいたときには公共料金や家賃を払うお金も無くなり、さらに大家からアパート取り壊しを伝えられ、退去を言い渡されます。そして、最終的に役所へ助けを求めることになります。

なかなかヘビーな内容ですが、明るいタッチで書いてあるので、憂鬱にならずにスラスラ読めました。

実体験が元なので、生活保護申し込みから受給するまでの流れが臨場感をもって理解できます。

踏みとどまろうとしてはいけない

私がこの本から得た教訓は「踏みとどまろうとしてはいけない」です。

著者は最初「総合支援資金貸付」と「住宅支援給付」のセットを申し込みます。

総合支援資金貸付は借金です(原則3ヶ月、金利1.5%)。ハローワークでの就職活動ノルマもあります。週1回求人申し込み、週1回の活動状況報告、月2回の職業相談などです。

短期で生活を立て直す人のための制度ですが、生活保護受給要件に達しており、それほど若くない(著者はこのとき37歳)上に精神病を患っていては、短期で立て直しは困難です。

貧困だとIQが下がる」とはよく言われ、著者も同じことを言ってます。お金の心配が常に頭にあり、脳のリソースが喰われるので、本やパンフレットの文字は認識できるけど内容が頭に入ってこなくなるとのことです。

やはりそうなる前に手を打つか、一気に生活保護に突入したほうがよいのでしょう。

下手に我慢強いと損で、逃げ足が早いと得というのは、人間社会の残酷な一面かもしれません。

終わりに

「セミリタイア者が気づいたら生活保護へ」というブログは見たことありませんが、そんなブログがあったら一定の人気出そうですね。

私も「今のところは」生活保護からは遠い位置にいると思っていますが、

  • 実家が火事で焼失
  • 母親の介護・病気
  • 自分のケガ・病気

これらが一気に襲ってきたらどうなるかわかりません。

受給要件を満たす状態にまでなったら、迷わず生活保護を取りにいくつもりです。

そのために、今後も生活保護関係の本を1冊手元に置いておき、貧困でIQが下がる前に知識を蓄えておこうと思います。

Posted by ぶちお