映像だと善人に見えてしまうから怖いです

2022-01-06読書

スポンサーリンク

どうも、ぶちおです。

映像は悪人を善人に変える力をもってますね。

税金をむさぼる人達

税金ビジネスの正体』(大村大次郎(著) ビジネス社 2020/11/5)

という本を読みました。

税金に群がって、いい思いをしている人達のことを書き立てています。

我々の税金がどこにどういうふうに使われているか、あなたはご存じだろうか?

「多少の無駄遣いはあっても、おおむね国民のために使われているはず」

多くの国民はそう思っているだろう。

しかし、その考えは甘すぎる

今、日本の税金は、「多少無駄遣いされている」という生易しいものではない。税金の大半が「税金ビジネス」による「汚い利権」によって浪費されているのだ。

引用元:まえがき p3

本書を読むと、軽く日本に絶望しつつ「税金払いたくない!」との思いを強化できます。

住民税非課税世帯をめざすモチベーションにできるかもしれません。

本書では税金に群がる輩の例として

  • 利権政治家(具体例として二階俊博氏)
  • キャリア官僚
  • 竹中平蔵氏
  • 開業医、精神病院

を挙げています。いずれも「高い地位」にいる人達ですが、お金が絡むとほとんどの人間は小悪党になってしまうんですね。

竹中平蔵

本書では、1章を割いて竹中平蔵氏の怪しい過去を暴き立てています。

  • 最初の著書で、同僚の論文からグラフを無断引用。この著書で賞を取り、世に名前を売るきっかけとなる。
  • 経済財政政策担当大臣として入閣した3ヶ月後、マクドナルド未公開株でボロ儲け
  • 兄が役員をしているミサワホームの、トヨタへの買収に積極的に仲介。その後、トヨタに買収されたミサワホーム社長に兄が就任。
  • 参院議員の任期4年を残して政界を離れ、パソナ特別顧問に就任。第一次安倍政権の産業競争力会議メンバーとして再就職支援のための助成金支給を提言し、リストラしたい会社からパソナに利益が流れ込む仕組みをつくった。

竹中平蔵氏について、ほとんど知識がありませんでした。

なので、ネット界隈で「非正規雇用を世に広めた大悪人」のような言い方をされているのを見ても、あまり共感できませんでした。一人の人間にそこまで影響力あるのか、よくわからなかったからです。

ですが、本書を読んで少々認識が変わりましたね。

映像だと善人に見える

一方で、ちょっと前に見たYoutubeがこちらです。

竹中平蔵氏、ひろゆき氏、イェール大学助教授の成田悠輔氏、の3人による鼎談です。

パソナの持ち株、金持ち認識についてひろゆき氏に詰められる場面もありますが、おおむね合理的な考えのもとに議論している印象でした。そこまで悪人には見えません。

動画の最後で

「妻には、あなたがこんなに愛国者だとは思わなかった」と言われたと言ってます。

彼の周りの人間の認識では「愛国者」なんですね。

この動画だけ見ると、「ネット界隈で言われているほど悪人じゃないよね?」と思ってしまう人も少なからずいるのではないでしょうか。

映像の力というのはすごいですね。

終わりに

映像からの情報のみでは、騙される危険があることを改めて認識しました。

やはり活字も大事ですね。

サラリーマンは時間的余裕も精神的余裕も少ないので、活字に回せるエネルギーが少なく、映像に偏ってしまいがちです。

映像も活字も消費できる時間的・精神的余裕を手に入れるためには、やはり「セミリタイア」ですね😆

Posted by ぶちお