セミリタイア思想面の師匠「pha氏」

読書

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どうも、ぶちおです。

「セミリタイア」と「ニート」は親和性がありますね。

pha氏

持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない』(pha(著) 幻冬舎 2015/5/26)

という本を読みました。

著者は京都大学卒業後サラリーマンとなり、あまり働かなくてもよい社内ニートのポジションを確保しますが、その環境に耐えられなくなります。同時期にインターネットと出会い、インターネットがあれば会社を辞めても生きていけると考え、28歳で会社を辞めます。

その後は「ギークハウス」というパソコン好きのシェアハウスを立ち上げたり、「なんかすごいニートの人」として本出版やテレビ出演などを行ったりしています。現在は一人暮らしをしているそうです。

セミリタイアを目指す上で、資産形成はリベ大の両学長に学ぶところ大でしたが、思想面ではpha氏に学ぶことが多かったです。

セミリタイア思想面での師匠といえます(私淑しているだけですが😆)

根本思想「がんばらない」

本書の章立ては

  • 第1章 働きたくない
  • 第2章 家族を作らない
  • 第3章 お金に縛られない
  • 第4章 居場所の作り方

となっており、1~3章はまさに節約系セミリタイアの「思想書」ともいうべき内容となってます。

そして本書も含め、著者の他作品にも共通して流れている思想は「がんばらない」です。

瞬間的ながんばりはともかく、慢性的にがんばりが必要な時点で、どこかおかしいから立ち止まってよく考えようということが書かれています。

節約系の流派の方々のセミリタイアブログでもよく見かける思想で、特に目新しさはありませんが、何冊かの著作やテレビ出演などの「実績」があるだけに「重み」がちがいますね。

私もサラリーマン生活終盤の慢性的にがんばりが必要な環境に耐えきれずに辞めたわけですが、28歳の若さでこの境地に達したのは「さすが」といえるでしょう。

社会資本の有効性が気になる

セミリタイア者とのちがいは第4章の「居場所の作り方」にあるように思えます。

「人は集まってると死ににくい」という考えのもと、同じような境遇の人達のつながりである「社会資本」を重視した生き方が語られています。

この辺の考え方は、以前の記事「山奥ニート的なコミュニティに憧れる」で取り上げた山奥ニート達とも共通する部分があると感じます。山奥ニート著者とpha氏は知り合いですので、影響を受けている面もあるのでしょう。

この「社会資本」重視の生き方と、セミリタイア者の「金融資本」重視の生き方の、どちらが有効なのでしょうか?

壮年期まではどちらも問題無いと思いますが、頭と体が思うように動かなくなる老年期になったときに、どちらが幸福度を保つのに有効なのか、持続性はあるのか、個人的に気になっています。

終わりに

今後もpha氏の動向には注目していこうと思います。

pha氏は私より年下ですので、老年期まで動向を見届けることができないかもしれないのが残念ですが、今でも著作は出し続けているようですし、それらを楽しんでいこうと思います。

Posted by ぶちお