平和が続くと格差は広がる一方なんですね

読書

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どうも、ぶちおです。

平和の中で格差縮小するのは、人類にはムリかもしれません。

700ページ越えの格差歴史本

暴力と不平等の人類史: 戦争・革命・崩壊・疫病』(ウォルター シャイデル(著) 東洋経済新報社 2019/6/7)

という本を読みました。

石器時代から近現代まで、世界各国の不平等の歴史をデータをもとに記述しています。

平等化に有効だったのは「戦争」「革命」「崩壊」「疫病」の4つで、いずれも暴力や破壊を伴っています。

暴力や破壊によって、上部エリート層が没落して格差が縮小しています。

下部層が持ち上がって格差縮小することはなく、上部層が落ちることで格差が縮小します。

逆に平和の世の中では、格差が拡大していく一方です。

平和な状態で格差が縮小したことは、人類史上いまだかつて無いとのことです。

新しい資本主義もムリゲーか?

岸田政権が「新しい資本主義」を掲げて、格差を縮小しようとしています。

ですが、人類史を紐解くと、上からの改革で格差が縮小したことはありません。

格差縮小してほしい、でも暴力や破壊はイヤというのはムリゲーなんでしょうね。

まあ、今は過去とちがって文明社会なので、人類史上初の平和&格差縮小が実現するかもしれませんが、日本で最初に起こるかどうか?

格差縮小するとしても、どこかの国で成功例が出てからマネするという、日本のいつものパターンが発生するのを待つしかないかもしれませんね。

鈍器本に取り組めるのはセミリタイアの利点

本書は700ページ以上ある分厚い本で、「鈍器本」と言われる部類です。

サラリーマン時代だったら「読もう」という気が起こらなかったと思います。

仮に手に取ったとしても、仕事が頭にチラついて集中できなかった可能性高いです。

セミリタイアして時間と心の余裕ができたからこそ、手に取ることができました。

この辺はセミリタイアのメリットを十分に享受したと言えるでしょう。

終わりに

久しぶりに読み応えのある「鈍器本」でした。

次は『負債論』あたりにもチャレンジしてみようと思っています。

800ページ以上なので、今回の『暴力と不平等の人類史: 戦争・革命・崩壊・疫病』以上の鈍器っぷりです。

まあ、時間は十分にあるので、焦らずじっくり行こうと思います。

Posted by ぶちお